村上小学校校歌
作詞 浅井 洌
作曲 青木 友忠
一 源清く 末遠き
千曲の川を 前にせる
村上むらは 所から
人の心も すなおにて
かせぎの道に いそしめば
学びの業も 栄ゆなり
二 芳野の山の 花と散り
越路の雪に 埋みても
知るきその名は 世に絶えず
残る古城に み社に
今も言いつぎ 語りつぎ
ありし昔を しのぶなり
三 千曲の水の 清ければ
さやけき月の 影ぞ澄む
人も心の 正しくば
やがてそうらん 身の光
花の朝も 月の夜も
励め学びの 窓の友
|
校歌解説
解説 国語係
一 清らかな水源からその流れが始まり
行く先は遠く日本海にそそぐ千曲川を
眼前にみるこの村上の里は
そんな土地柄にふさわしく
人々の心は素直であり
それぞれの生業に勤勉にはげみ
学業もいっそうさかんなところである
二 芳野の山の桜のように散った義光公や
越後の雪にうずもれるように果てた義清公のように
歴史に名高い村上の名は
世にも絶えることなく
地域に残る城跡や社にその名を残し
いまもその物語が語り継がれ
ひとびとは武勇と栄華の昔を思い偲ぶのである
三 千曲川の水の流れが清らかであるので
水面に映る清かな月の光も澄み渡っている
村上の地に生きる人々の心も正しくあるので
やがて 御覧なさい
己が身の光として輝くのである
花が咲き香る朝も月が清かに照る夜も
学業に励むのだ
学びの窓の友たちよ |