学校長   柄澤 俊彦 (からさわ としひこ)

学校長あいさつ

 令和2年4月に、村上小学校第41代校長として着任いたしました柄澤俊彦と申します。
 本年度も村上小学校の発展のため、微力ながら尽力して参りたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

村上小学校の学校教育目標は「生きる力を高め 自立する子ども」です。この目標具現のためのキーワードを“やさしく・かしこく・たくましく”とし、「自ら考えるやさしい子」「自ら学ぶかしこい子」「自ら動くたくましい子」をめざす子どもの姿としました。この3つの視点から具体的な方策として、令和4年度は次の4点を大切にしながら取り組んで参りたいと思っております。

  (1)児童による縦割り班活動を充実させ、自己肯定感を高める。
  (2)GIGAスクール構想の実現に向けて、「個別最適化」と「協働して学びあう探究活動」の
     創出を図る。

  (3)「新しい生活様式」を基本とした生活習慣の定着を図る。

(4)心を磨く清掃活動を推進する。

また、本年度は「多様化する子どもの教育的ニーズに応じた支援体制の構築」を私たち教職員の重点とし、次の5点について大切に考えて参りたいと思っております。

  (1)「子どもが真ん中」:子どもたちにたくさんの拍手を

  (2)一人ひとりに応じる支援:子どものニーズに応じた合理的配慮

(3)楽しくわかりやすい授業づくり:4人グループ「共力モード」による学び合い

(4)機能的な校内体制の構築:チームとして対応

  (5)教師間のチームワーク:「思いやり算+−×÷」でつながる

 

 『学校が真ん中にあり 稲の村』

 これは、校長室に飾られている高浜虚子氏の句です。稲作の盛んな村上の地の真ん中にある村上小学校の様子を詠ったものです。この高浜虚子氏の句以上に、村上地区の皆様には、村上小学校を大切にしていただき、学校を真ん中にしてさまざまな支援を行っていただいております。心より感謝申し上げます。

 

坂城町の教育スローガンは「坂城の子は 坂城で育てる」です。そして、めざす子どもの姿は「坂城の良さに気づき、坂城を愛し、坂城を誇れる元気な子どもたち」です。そのためには、「自分の良さに気づき、自分を愛し、自分を誇れる元気な子どもたち」になることが求められると考えます。自分の良さを自覚することで、自己肯定感が高まります。子どもたちが自己肯定感を高めていかれるように、これからも保護者や地域の皆様と連携し、村上小学校の教職員が一丸となって、子どもたちの良さを伸ばす教育に精一杯取り組んで参りたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。